元大手メーカー採用担当の就活ブログ

採用担当者ならではの”使える就活アドバイス”を紹介します

【企業の選考スケジュールの決め方】選考日程変更が無理な理由

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目次

就活を進めていくと、難しくなるのがスケジュール管理です。

一日に複数の選考があったり、志望企業の選考がバッティングしたり、と非常に煩雑になってきます。

選考日程を就活生に連絡すると必ず、「別日に変更できませんか?」という電話がきます。

その日が無理ならご縁がなかったということで、
という企業も多くあるので、就活生にとっては選考に参加できるスケジュール管理をする、
ということが重要になってきます。


就活生からすると、「ちょっとは融通をきかせてくれよ!」という声が多々あるでしょうが、
そもそも企業側は、どのように選考スケジュールを決定しているのでしょうか?
なぜスケジュールの融通がきかない企業が多いのでしょうか?

企業側の目線で解説してきたいと思います。

就活から入社まで

20卒、21卒では3月1日に採用広報が開始され、一斉に就活がスタートします。

6月から選考開始を謳ってはいますが、
ほとんどの企業が6月までには選考を終了させ、内定出しを行うでしょう。

そこから、10月1日に内定式が行われ、4月入社に向けて内定者のフォローが行われます。
企業によっては、事前研修や事前課題、内定者同士の懇親会があるところも多いでしょう。

以上が就活スケジュールの大枠です。

ほとんどの企業はこの経団連が決定した就活ルールを基に、自社の選考スケジュールを決定します。

ですので、自ずとほとんどの企業が似たような選考スケジュールになり、
面接日程が集中する“スケジュールの過密化”が生じます。

選考スケジュールの組み立て方

採用担当は採用活動を開始する際、まずスケジュールを決定する、と思われがちですが、
そうではありません。

採用活動を開始するまでに、

・どのような人を採用するか
・何人採用するか
・○人採用するには各選考で何人合格するべきか
・どのようにすれば就活生が選考に参加するか
・選考はどこで行うか

などを考えます。

要するに、どんな人にどれだけ入社してほしいか、そのためには何をしたら良いのか?
ということを検討するわけです。

もちろん、過去の反省や他社の動向、その年のトレンドなども考慮します。
これらを検討したうえで、ようやくスケジュールを決める段階に入ります。

選考スケジュールを決定する上で留意している点

多くの企業は、選考スケジュールを決定する上で、経団連が定めた就活ルールを前提に大枠を考えます。

そこから、細かいスケジュールを決定していくのですが、いくつかの留意点があります。

・面接官のスケジュール
・選考可能な人数
・場所の確保
・学生への連絡

などが留意している点です。

選考を行う上で、その場所と人の確保はまず優先するべき事項です。

選考場所をおさえ、面接官のスケジュールを調整し、選考日程を決定する。

一次面接など選考する人数が多い場合は、その負担も大きくなります。
面接官が管理職や役員の場合は、スケジュール調整が困難なので、日程確保に骨が折れます。

さらに、選考と選考との期間に余裕を持っておかなければ、
学生への合否連絡が滞り、学生は急に選考日程の連絡が来て選考に参加できない!
という状態になってしまいます。

以上のような要因から、学生からの選考日程変更の希望に沿えないということが起こるのです。

選考の日程変更が難しい理由

大事な就活だから1人ぐらい選考の日程変更してもいいじゃないか、
と思われますが、1人対応すると、それじゃあ私も!となりかねないので、
なかなか対応することが難しくなります。

特に最近はネットで情報が流出しやすいので、
「君だけ選考日程変更したから秘密にしておいてね」
というわけにもいきません。


選考人数が少ない企業などは別でしょうが、ある程度の選考人数が見込まれる企業であれば、
なかなか学生にスケジュールを合わせるということは難しいものです。


なんだか言い訳がましくなってきましたが、
企業側のスケジュールというものは融通がきかないことが多い、
ということの理由が分かったのではないかと思います。
(本音は、学生に合わせて選考を行いたいところですが、なかなか難しいというのが実情です。)

就活はスケジュール管理が大事

就活生は、志望企業の選考スケジュールに合わせて日程を確保し、
円滑に選考が受けられるようにスケジュール管理を行ってください。

特に選考やエントリーシートの提出締め切りが過密化する
4月~6月にかけては非常に多忙となります。

もちろん、どうしても外せない予定があるといった場合も出てくるでしょう。
その際は、(あまり大きな期待はせずに)企業に相談してみてください。

時期や選考規模などによっては、融通がきく可能性はゼロではありません。


選考日程を忘れていた、スケジュール調整が上手くいかない、
では今までの苦労を無駄にすることとなりますので、
スケジュール管理には十分注意することを心にとめておきましょう。


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