元大手メーカー採用担当の就活ブログ

採用担当者ならではの”使える就活アドバイス”を紹介します

【合同説明会や学内セミナーに参加する意味はあるのか】 疲れるだけの合説になってない?

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(↑ブログのなかの人)

20卒では、3月から採用広報解禁となりますが、すでに各地で合説や大学内での説明会(学内セミナー)が行われているでしょう。

そこでは、各企業が必死に自分たちの会社の良さをアピールし、多くの就活生が企業ブースに集まるお祭り状態になります。
(実際に屋台を出している会場もあります)

しかし、多くの企業が集まるなか、目的も無くなんとなく説明を聞き、ただ疲れるだけの参加になっていませんか?

合説などでよく見かけるのが、“なんとなく来た”“とりあえず就活しなきゃ”という人たち。

気持ちはすごく分かります。
聞いたことがない企業がほとんどで、いきなり「売り上げ○億!」「福利厚生充実!」なんて説明を受けても、自分が働くイメージはあまり湧かないでしょう。

せっかく来たのに、人も多くてただ疲れただけ。周りは熱心に話を聞いていて自分はほかの就活生より遅れているのでは、と逆に不安になることもあるかと思います。

それでは非常にもったいないので、合説や学内セミナーに参加する意味や事前準備について解説したいと思います。

1)合説に参加する意味はある?

合説などに参加している就活生は、
・すでにある程度志望業界が絞れている
・まだ志望業界が漠然としている

という2つの集団に分かれています。

まだ漠然としているという人たちは、3月までにはある程度志望業界を絞ることをお勧めします。
選考の早期化が進み、気が付いたころには選考が終わっていた、ということになりかねません。

こんなことを言われると焦るかもしれませんが、今からでも十分間に合います。


合説や学内セミナーに参加する目的は、“企業を知るため”です。
お目当ての企業やなんとなく気になる企業、説明を聞いてみて興味を持った企業など様々ですが、
企業を知って自分が働きたいかどうか、働くイメージが湧くかどうか、を判断するには良い機会になります。


企業側の目的は“学生に興味を持ってもらい選考に参加してもらうため”です。
そのために、企業ブースを目立たせ、スペースの広い出展場所を確保するために何十万、何百万というお金を払います。
(大規模な合説に出展するにはだいたい100万円くらいかかります)

合説などに参加したって意味がない、と思う就活生も多いでしょうが、それは上手くその場を活用できていないからです。

合説や学内セミナーは、多くの企業が一か所に集まり、話を聞けるという、情報収集し放題の場です。
また、多少聞きにくい質問でも、企業側は就活生に興味をもってもらうことが目的なのでちゃんと答えてくれるでしょう。

つまり、合説などに参加する意味は参加する人次第で大きく変わります。
では、どのようにすれば上手く情報収集できるのでしょうか。

2)合説や学内セミナーに参加する前の準備

就活生は毎年60万人ほどいると言われています。
そのなかから、人気企業の内定を獲得する人はほかの就活生と何が違うのでしょうか。

要因は様々あるでしょうが、私は“情報を得る力”が重要な要因の一つだと考えています。

ネットやパンフレットなどに載っている情報は、ほかの就活生も知り得るあまり価値のない情報です。
無料で得ることができるので、“0円の情報”と言っても良いでしょう。


しかし、合説などで採用担当から話を聞き出せば、ほかの就活生が知らない情報を手に入れることができ、ライバルと差をつけることができます。
そのためには、事前に企業のことを知っておく必要があります。

合同説明会や学内セミナーに参加する流れとして、


① 出展する企業を調べる
② ①のなかから興味のある企業のHPなどを見て、気になる点をメモする
③ 合説/学内セミナーに参加
④ 説明を聞き、②で気になったことを採用担当に質問する

ということをおすすめします。
何も準備せずに合説などに参加しては、おそらく話を聞いて終わり、になります。

事前に出展する企業を調べ、ある程度その企業のことを調べることが重要です。

例えば、
今度参加する合説に出展するA社のことをHPで調べるとします。
A社は、ここ数年売り上げが伸びていたり、業界の中でも海外事業に力を入れていたり、ということが分かりました。
ですが、その理由や背景はネット上では調べても出てきません。
また、同業他社と比べた際の、商品特徴も良く分かりません。

これでは、その企業のことが良く分からないですよね。

そこで、実際に合説に参加した際に、事前に調べておいて分からなかったことを聞くことで、A社のことがより深く知ることができます。
そういった他の就活生が知らない情報は選考で活かされます。

知り得た情報をESや面接で織り交ぜて話すことで、面接官はこの人はよく当社のことを調べているな、と思うわけです。

この事前準備をするかしないかでは、合説や学内セミナーで参加する意味が大きく変わります。
尚且つ、ほとんどの就活生はここまでの準備はしていないので、これをするだけで他の就活生より得るものが大きいといえるでしょう。

3)学内セミナーには参加するべきか

大学内で行われる企業説明会(学内セミナー)についてです。
ここでは、不特定多数の就活生をターゲットにする合説とは違い、企業はその大学にターゲットを絞り参加します。

つまり、その大学の就活生を採用したいと考えているので、合説よりも力を入れて説明する企業が多くあります。

なかには、その大学だけを対象に、採用に直結する選考を案内する企業も最近増えてきています。
また合説とは違い、時間や人に余裕がある場合が多いのでゆっくり話を聞ける、ということも学内セミナーのメリットの一つでしょう。

個人的には、合説より学内セミナーのほうがおすすめ度は高いので、気になる企業が出展する場合は、是非参加してみてください。


合説や学内セミナーは、疲れるだけというネガティブなイメージはあるかもしれませんが、参加する人の準備次第で、価値のあるものになります。
ほかの就活生とのリードを広げるためにも、しっかりした事前準備をし、情報収集に努めてください。


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