元大手メーカー採用担当の就活ブログ

採用担当者ならではの”使える就活アドバイス”を紹介します

【大林組社員の事件から、就活セクハラを考えてみる】

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目次

大林組社員の就活セクハラ問題

非常に悲しいニュースです。

就職活動のOB訪問で知り合った女子大学生にわいせつな行為をしたとして、警視庁三田署は21日までに、大手ゼネコン「大林組」社員、宗村港容疑者(27)を強制わいせつの疑いで逮捕した。同署によると、容疑を一部否認している。

逮捕は18日付。宗村容疑者は2019年1月下旬、OB訪問で知り合った20代の女子学生を東京都港区の自宅マンションに連れていき、わいせつな行為をした疑い。

同署によると、2人は就活生とOBをつなぐアプリを通じて知り合い、宗村容疑者は「パソコンを使って資料を見せたい」などと言って女子学生をマンションに連れていったという。


就活生は、本気で企業のことを知りたいという想いで、OB訪問を希望します。
その機会を悪用する卑劣な行為として、就活生に与えるショックは大きかったでしょう。

この事件では、就活生と企業の人間をつなぐツールとして就活アプリが利用されていました。
OB訪問を希望する就活生が利用するアプリで有名なものは、

『Matcher』matcher.jp
『VISITS OB』vis-its.com
『ビズリーチ・キャンパス』br-campus.jp


などがあります。

もちろん、本来の目的である企業研究の一環として、利用するのであれば何ら問題はありません。
しかし、このような事件が明るみになった今では利用するにも注意が必要でしょう。

就活では、どうしても採用する側の立場が強くなりがちなので、
「誘いを断ったらどうしよう」
「選考に受からなくなるのでは」
という考えが働くかもしれません。

NO、と言える勇気はなかなか湧かないものなので、
・個室で会わない
・夜に会わない
・複数人で会う

などといった対策を取ることで、セクハラを受けないような環境を整えることが重要でしょう。

もっとも、そのようなことがある前提で考えることは残念で仕方ありませんが、気を付けることに越したことはありません。

就活アプリだけではない就活セクハラの温床

今回の事件を機に、就活でのセクハラ問題について(特に女性は)敏感になっているのでしょう。

就活アプリ以外にも“泊まり込みインターン”“懇親会”などでもセクハラ被害の報告が挙がっています。

泊まり込みインターンでは、学生だけでなく、企業の社員も同じ宿舎で寝泊まりすることが多いといいます。

「就活の相談に乗る」や
「今日のインターンの反省会をしよう」
などと、学生を部屋に連れ込む、という腹立たしい事例が実際にあります。

そこでは、
・社員の部屋に誘われても行かない
・夜は一人での行動を避ける

ということを心がけましょう。


またお酒が入る懇親会の席で、セクハラ発言やボディタッチなどといったことも起こり得る可能性があるかもしれません。
そのようなことが起こった場合、企業側の人間にはなかなか声を上げにくいかと思います。

大学のキャリアセンターや信頼のおける人間に相談するなど、
何かあった時相談できる相手をつくっておく、ということが重要です。

会社は完璧ではない

学生からすると、“社会人はしっかりしている大人!”というイメージがあるかもしれません。

しかし、残念ながら社会人は全員が優秀で常識のある人間、というわけではありません。
今回の事件のようなことは今後も起こる、と考える方が良いでしょう。


会社は、社員全員の行動を把握できることは不可能です。
また、企業側も今後、社員に向けてのハラスメント教育が進んでいくとは思いますが、万全とはいえないでしょう。

企業の人間だからといって安心するのではなく、被害にあわないような環境づくりをすることを心がけてください。


今後、このような悲しい事件がないように心から願っています。

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