元大手メーカー採用担当の就活ブログ

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【1dayインターンシップに参加する意味】 インターンシップと選考の関係性

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年々増加しているインターンシップ
なかには大学2年生から参加している、という人も多くなってきています、

ここでは、インターンシップの現状や参加する意味、選考への影響などを解説していきます。

インターンシップを実施している企業

2018年にインターンシップを実施した企業は95.9%となっています。
昨年2017年度よりも11.3ポイントも増加しており、ほとんどの企業がインターンシップを実施しています。

2019年に関しても実施を予定している企業は全体の9割を超えているので、今後インターンシップの乱立は続いていくでしょう。

インターンシップの増加理由

企業がインターンシップを実施する理由は、以下の通りです。
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就職白書2019 調査リリースより


「仕事を通じて、学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」
が最も高くなっていますが、

・採用を意識し学生のスキルを見極める
・将来の顧客となりえる学生に対して、自社に対する理解・イメージアップを促進させる
・採用に直結したものとして実施

が増加傾向にあることから、
インターンシップを選考の一部と捉えている企業は一定数存在するといって良いでしょう。

現状、インターンシップは“企業研究の一環”という目的から“学生の早期獲得”に変化しつつあります。

就活生がインターンシップに参加する理由

就活生のインターンシップ参加目的は、“企業研究”です。

気になる企業や業界をもっと知りたい
実際に働いている人の話を聞いてみたい

という人がほとんどです。

実際に企業の人から話を聞く、職場の雰囲気を知ることができる機会として、インターンシップの参加意義は非常に高いでしょう。

しかし、企業側はインターンシップに参加した学生を選考に繋げたいと考えています。

企業がインターンシップ参加者を採用するメリット

企業側にとって、インターンシップに参加した学生は、企業理解の深さから入社後のギャップも少なく、早期退職の可能性が低いことも大きなメリットです。

また、少なくとも一日以上の時間、インターンシップ参加者とコミュニケーションをとれるので、その人柄なども理解できます。
面接で判断するよりも、よりその人のことを知ることができるので、採用するハードルも低くなります。

私の持論ですが、インターンシップ参加者はインターンシップの時期から興味のある企業に入社することになるので、他の内定者よりも働くことへのモチベーションが高い傾向にあると感じます。

こうした理由により、企業側はインターンシップ参加者を採用するメリットは非常に大きいということがいえます。

インターンシップの参加期間

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就職白書2019 調査リリースより


インターンシップの実施期間は1dayが最も多くなっています。
1週間以上の長期インターンシップは年々増加傾向にあることから、気軽に参加できる1dayインターンシップを複数企業に参加する学生も多くなっています。

インターンシップはすでに本来の意味を失っている

そもそもインターンシップは、

インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を提供するものであり、社会貢献活動の一環と位置付けられるものである。したがって、その実施にあたっては、大学等のカリキュラム上、特定の年次に行う必要がある場合を除き、募集対象を学部3年/修士1年次の学生に限定せず、採用選考活動とは一切関係ないことを明確にして行う必要がある。

また、教育的観点から、募集段階において詳しいプログラム内容を学生に公開するとともに、職場への受入れや仕事経験の付与、インターンシップの受入れ後の学生へのフィードバックなどを行うことが望ましい。

なお、インターンシップ本来の趣旨を踏まえ、教育的効果が乏しく、企業の広報活動や、その後の選考活動につながるような1日限りのプログラムは実施しない。

と、経団連が定めている通り、
・採用に直結するようなもの
・1dayインターンシップのような企業理解が深まるか疑問なもの

については認めていません。

しかし、多くの企業は
「そんなもん知るか!早く学生を集めないと他の企業にとられる!」
と早期に多くの学生に会う機会として実施しているのが現状です。

1dayインターンシップに参加する意味はある?

1dayインターンシップでは、会社説明だけのものや、簡単なグループワークを実施するのみ内容のものもあり、事前に内容を確認することをお勧めします。

ただ、1dayでも、内容の充実したものであれば企業理解に繋がるので、参加する意味は十分あります。

実際に、様々な企業のインターンシップの内容を拝見すると、本来の目的である企業理解を深めることができそうなものは多々あります。

ただ、現状
学生は「企業を知りたい!」
企業は「うちのことを知ってもらったうえで、選考に参加してほしい!」

と思っているので、インターンシップにおける目的が少しずれています。


1dayインターンシップに参加する際は、
事前に“企業理解が深まる内容なのか”を確認し、
当日“選考に参加しても良いか”を判断することが重要です。

もちろん、もともと興味のある企業のインターンシップに参加し、選考に直結する機会をつかむ、という目的があっても良いでしょう。
その際は、全ての企業がインターンシップと選考が直結しているわけではないので、思惑通りに行く可能性が100%ではありませんので注意が必要です。

まとめ

インターンシップは増加傾向にあり、9割以上の企業が実施しています。
その内容や期間はバラバラで、十分な企業研究に繋がらないものもあるので要注意です。

特に1dayインターンシップでは、その危険性が高いので事前に内容を確認することがマストでしょう。

ただし、選考に直結するものも多くあるので、“企業理解”という目的のほかに、“選考に参加する”という強かな目的がある、という人であれば、よりインターンシップに参加する意味は大きくなるでしょう。

参加することで同じ業界を志望する学生とのつながりも広がるので、内容により、インターンシップに参加する意味は十分にあるといえます。

自分の将来の姿を想像する良いきっかけにもなりますので、興味のある業界や企業がある人は是非インターンシップに参加し、情報収集を行ってください。


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